こんにちは、あいです。
これまで5年間たくさん記事を更新してきましたが、今回は初心にかえって最も基本的なテーマについて語ってみたいと思います。
インテリアデザインにおいて絶対にゆるぎない前提は、機能性と美しさの両立です。
「両方とも譲らない」というのが基本の姿勢で、そのためにあれこれ思案する行動こそがインテリアデザインです。
具体例を挙げてみましょう。
1.美しさが優勢で機能性が追いついてない状態
- とても高級な素材で床を貼ったけど、ハイメンテナンスでいつも気を使って使用しないといけない。
- この部屋とても素敵なんだけど、このソファの使い心地は悪いね。
2.機能性が優勢で美しさの表現を欠いている状態
- とにかく隠す収納にこだわったら、ミニマルで殺風景になりすぎたかもしれない。
- 工務店に勧められるままに造作家具でそろえたら、家具の品目がすくなすぎる結果になった。
- 湿気取り機能のある壁材にこだわりたくさん配置をしたら、ウォールアートをかざる壁面がほぼ残らなかった。
いずれも、よく聞く類の後悔ポイントではないかと思います。
こうならないようにするのがインテリアデザイナーの大事な役割です。
経験やスキルを元に知恵を貸したり、クライアントのアイデアを実現可能な形にしたり、という風に関わっていきます。
例えば、先ほどの例のようなケースでは、
- 「隠す収納にこだわった結果は、こういうインテリアになる」ということを施主に先に見せてあげて、それが本当にご希望かどうかを聞き、好むスタイルに基づいて軌道修正してあげる。
- 「造作家具は使う場所によってはとても効果的ではあるけれど、美しさの追求としては必ずしも正解ではない。また既成の家具導入よりも予算の消費が激しい。」この辺りの事実を伝えて軌道修正。
- おしゃれなソファの形がどうもその人の生活スタイルにマッチしていない。他の形の提案をしたり、素材を変えて、美しさと機能性の両立をしている状態の落としどころを見極めてあげる。
「美しさと機能性の両立」に必要なのは美的感覚やセンスではありません。
必要なのは、空間に対する理解、素材に対する理解、スタイルに対する理解、要望を聞き出すヒアリング力、要望を現実に落とし込む力、考えを伝える伝達能力です。
これらは、どれも後天的に鍛える事ができるものです。
これがインテリアデザインに必要なスキルであり、それらを駆使するのが「インテリア」を「デザイン」するということです。
これからインテリアデザインを学びたい方、
好きなだけだけど少し落ち着いて向き合ってみて色々理解を深めてみたい方、
昔からずっとセンスに自信が持てない方、
色の違いなんて気にしたことがなかった方など、
色んな方々にこれからも新しい発見をお届けできればと思っています。
HAVE A BEAUTIFUL DAY
AI


