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オンラインで家具を買う時のコツ

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シカゴのインテリアデザイナーのあいです。独自開発したインテリアデザイナー、コーディネーター養成講座には現在100名以上が在籍。無料講座も提供中。インテリアのノウハウやトレンドなどを随時ブログ等で発信しています。
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こんにちは。あいです。

私は外出はめんどくさいのですが買い物は大好きです。

なのでオンラインショッピングがとても多いです。インテリア小物だけでなく、最近は家の中をアップデートしているので家具もオンラインで買います。

よく受ける質問の一つに、「実物を見ないで家具の良し悪しが判断できないからオンラインで買うのはコワイ」というものがあります。

では、実物を見たらほんとにちゃんと品質が見定められるでしょうか?
具体的にどういった所を見て良し悪しを判断しているのでしょうか?

 

実際に家具を見に行く時に向けている視点って、結局は例えば椅子であればその座り心地、テーブルであればサイズ感、それに手ざわり、キャビネットであれば、ドアの開け心地などです。

どれも感覚的で感情的なものなので、自分の求めている品質なのかどうかって判断できていないと思います。そして、店員さんに後押しされて決めてしまうという流れもおきます。

あと、安価でルックスの良いものだけにフォーカスしているメーカーに品質を期待するのも間違ってるかもしれないですね。
ルックスが良くて上質なものは安価ではまず存在しないからです。

でも安いものが悪くて高いものが良いという話ではなくて、何が自分のターゲットなのかを把握して、どういったものだとそれが叶っていると言えるのかを理解していると、オンラインで望みの品質のモノを探すのは難しくはありません。

 

具体的にどういうことかというと、その値段が品質に対して妥当かどうかや、自分が欲しいポイントを押さえているかはその家具の素材や工法、引き出しのジョイント、布の種類x織り方などの生産工程の事実に基づく情報から判断する事が可能です。

むしろオンラインの方が詳細な情報が入手できたりします。

 

アメリカのインテリアデザイナーはクライアントに家具などを提案する時にはかなり細かい製品情報を調べて準備しておきます。

そしてその素材がどうだから、ご希望に見合っている。こういう作りだから丈夫で長もちすると言える。条件の範囲内でコストを抑えるならば、ここまでなら品質を落としても許容の範囲内だと推測できるなど、モノ選びの物差しが明確です。決してルックスだけでは選んではいません。

という事で、オンラインで家具を選べない人は、製造元の情報を探し当て、素材についてよく調べて知識をつければその問題は解決できるのです。商品の解説や用語についてちょっと良く調べると今までスルーしていたようなキーワードに気が付きます。スタイルや素材の知識がついてくると、インテリアの世界がクリアになるだけではなく、オンラインでとれる情報の見え方もクリアになってくると思います。

もちろん、その上で実際に見に行って決めるというのもありだと思います。

 

今日は良くあるご質問の回答という事で、オンラインで家具を選定できるようになるコツについてでした。

 

Have a Beautiful Day
Ai

 

Image source: https://theconversation.com/

 

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シカゴのインテリアデザイナーのあいです。独自開発したインテリアデザイナー、コーディネーター養成講座には現在100名以上が在籍。無料講座も提供中。インテリアのノウハウやトレンドなどを随時ブログ等で発信しています。
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