こんにちは。あいです。
まだ残暑はありますが、だんだんと日が短くなり、朝晩は少しずつ秋の空気に変わってきました。
照明を灯す時間が長くなるこの季節は、あらためて「光の色」に目を向けるのにちょうどよいタイミングです。
今日はインテリアにおける、光の色とカラーパレットのマッチングについてお話ししたいと思います。
照明には、明るさ以外に「光の色」の違いもあります。
これは温度によって見える色が変わり、青っぽい光と黄色っぽい光に分かれます。コンロの火と同じで、温度が高いと青みを増し、低いと黄みを増します。
この光の色は、「ケルビン」という「色温度」を表す単位で示されます(明るさを表す「ルーメン」とは別の単位です)。
日本でもアメリカでも同じかもしれませんが、「単純に明るい方が見やすい」「明るい方がモダンに見える」という発想で色温度を選ぶ方は多いように思います。
特にLEDが一般的になってからは、選ばれる光の色は青みの傾向が強いようです。
私が付き合いのあるコントラクターは、私が「照明の色温度は2700〜3000ケルビンの黄色系で」と指定しても、「4000の青系が良いに決まってる」と勝手に4000を使ってしまったりします。
どちらかというと年配の方ほど、色温度が高い光に快適さを感じる傾向があるようにも感じます。
しかしここでは、インテリアのカラーパレットとの兼ね合いも考える必要があります。
たとえば、優しいベージュやアイボリー、ソフトなブラウンなど、黄みを感じるカラーパレットで構成された部屋。ここに「明るくモダンな雰囲気が欲しいから」と色温度の高い照明を入れると、アンダートーンがぶつかって、ベージュやブラウンが美しく映えません。
逆に、グレーやブルーで構成された部屋に黄みの強い照明を使うと、グレーがよりくすんで見えて、狙っていたモダンでシャープな雰囲気には辿りつけない、ということが起こります。
カラーパレットと照明の光を、これまで切り離して考えてきた方は、一度「色温度」にも着目してみてください。ずっと感じていた違和感の原因に、たどり着けるかもしれません。
何かの参考になれば幸いです。
Have a beautiful day,
Ai


