こんにちは、あいです。
前回のブログではバイオフィリックデザインの流行について触れましたが、今回はそれらをどう取り入れるのかについて掘り下げていきたいと思います。
バイオフィリックデザインについて、一つのスタイルという風に解説をしていますが、自然との調和というのはずっとずっと昔からある生き方のフィロソフィーです。
それが、たまたま今ここでスタイルとして強調されているというような感じです。
前回も書きましたが、バイオフィリックデザインというのは「観葉植物を取り入れましょう!」という単純なお誘いではなく、
「有機的なものとの共存によって、自分自身も自然と心地よく調和できることを目指す」というようなとらえ方のイメージです。
例えば、取り入れ方の具体例としては、、、
- 空気清浄機による空気の浄化 ⇒ 空気を浄化する機能のある植物を取り入れる
- ホワイトノイズなどと言われる音をかけておく ⇒ 風の音や香りや肌触りを感じる
- 目に心地良い照明の明るさの追求 ⇒ 気持ちの良い朝日が入る窓の傍で朝の時間を確保
- 除湿器の使用 ⇒ 湿度を吸収する石等の素材を採用
- アクリルやプラスチック素材の家具 ⇒ 自然木材の家具
- 合成繊維 ⇒ リネンやシルクや上質のコットン等の自然素材
また、形状については”規格されていないもの”の表現として、流線形であったり、ジャパンディスタイルでもよく謳われるワビサビの感覚、つまり不完全さに美しさを見出す価値観などともリンクします。
もちろん、ここで挙げた例の空気清浄機やスピーカー、除湿機、合成繊維等は、ニーズありきでそれらに技術がついてきた結果ですので、もちろん自然素材だけでは効果が間に合わないという事も多いと思います。
バイオフィリックデザインが絶対というワケではなく、「流行のインテリアスタイル = 世界中で広く多くの人が求めている感覚」として見て頂き、大きなトレンドの流れを感じていただけたらと思います。
HAVE A BEAUTIFUL DAY
AI
image source: https://nazmiyalantiquerugs.com/

