都会で表現するマウンテンスタイル

こんにちは、あいです。

シカゴの春は気温のアップダウンが激しいですが、ようやく春らしい天候がつづくようになってきたように感じます。

日本はまもなくゴールデンウイークですが、読者の皆様は、新年度の生活には慣れてきた頃でしょうか。
 

さて今日はトレンドの話です。

近年の全体的な兆候としてアースカラーというのがあります。

少し前のブログでクロームとアースカラーの要素の対比を楽しむような事もトレンドであると書きましたが、今回は少し違った角度での紹介です。

寒色と暖色を組み合わせても良いのか?
こんにちは、あいです。州にもよりますが、大多数の州で春になるとサマータイムが始まります。時計の時間を一時間進めて日が長くなったとします。この調整で、今週から夕暮れが一時間遅くなり、一気に春気分です。 さて、本日は人気のある(?)インテリアの...

山岳部にあるようなロッジからインスパイアされたマウンテンスタイルというのがあります。

アーツアンドクラフツのルーツがあるとされるので、クラフツマンスタイルとは似て非なるものですが、相性は良いかもしれません。

このマウンテンスタイルを都会エリアで堪能するというアイデアがトレンドの一つです。
 
モダンラスティックとかアーバンロッジとも表現されています。

特徴としては、建具や家具は無垢材のものを使用し、ファブリックや壁はアースカラーを使用しつつ、インテリア全体としてはシャープで都会的に表現します。

求める雰囲気は、暖かく素朴で、でも都会的です。

都会の喧騒、そして昔とは違い今や24/7で追いかけてくる携帯電話やpcなどのデバイスから離れ、自宅内で自然を感じリラックスをしたいという願望も発祥の理由としてあるようです。


インテリアのトレンドが変わる時というのは、時代の流れに考えの変化や反発があったような時です。

ここ10年ぐらいずっと言われているサステナビリティや、近年目立ってきたバイオフィリックデザインのトレンドとも相まって,インテリアの世界ではテクノロジーの進化を期待すると同時に、人は実はもっと自然体でいる事や自然の中に身をおく事を求めているのかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました