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HOW TO MAKE YOUR FAVORITE COLOR PALETTE(color#3)お気に入りのカラーパレットの作り方

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シカゴのインテリアデザイナーのあいです。独自開発したインテリアデザイナー、コーディネーター養成講座には現在100名以上が在籍。無料講座も提供中。インテリアのノウハウやトレンドなどを随時ブログ等で発信しています。
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お気に入りのカラーパレットの作り方

カラーパレットの決定は単にアクセントカラーを一色選ぶのとは違います。カラーパレットを空間全体の色のテーマであり、雰囲気やスタイルを実現するのにとても大切な、基本5色からなる色合わせの事です。

 

(実際には4色の場合もあります、特にモダンスタイルの場合。そして、8色ぐらい使う場合もあります。絶対4-8色使わなければならないキマリもありません。あくまで、美しいバランスという観点で4-8がいいです。)

今回の記事では、簡単な方法を一つを紹介します。

たとえば、あなたにお気に入りの風景写真があったとします。そして、この絵によく合う部屋がいいなぁという希望があったとします。

  1. 絵の中に見える色で、最初に目についた色のベスト5を選ぶ。
  2. そのベスト5と同じ色を正確に、ペイント会社のHPなどのカラーサンプルから選び出し並べる。

 

私はBenjamin Moore(https://www.benjaminmoore.com/en-us)か、Sherwin Williams(https://www.sherwin-williams.com )を使っています。この2社はプロが使う北米の主要なペイントメーカーです。英語のサイトですが、その色数の多さからインテリアに対する可能性の多さを感じられると思います。良ければ訪問してみてください。

 

説明やメソッドというようなテクニックではありませんが、知らなかった方は多いと思います。私は日本で美大生だったこともありますし、アメリカの大学でもトレーニングをしたのでカラーメソッドについての基本も知っていますが、カラーパレット作りは難しかったのです。いろいろ気が散るというか、つい、思いつきで浮かんだ色を、あれもこれも取り入れたくなるのです。だけど、この方法を思いついてから、ピックアップする色に集中できるし、なにより、気に入ったモチーフから色を吸い上げるのですごく楽です。

 

良いトレーニングになると思います。

ちなみに、トップの写真をベースに私がパッと選んだ感じが上の写真の5色ですが、デザイナーによって当然セレクションやバランスは違うはずです。このちょっとした選択の差が、世の中にたくさんのデザイナーがいてて、顧客が自分の好みにあったデザイナーを選ぶ選択肢の差なのだと思います。

 

次回は、じゃあこれをどんなバランスで?という話をしたいと思います。

 

 

また次回。

Have a colorful day,

AI

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