デザイナーが直面する苦労とは?
こんにちは。あいです。
インテリアデザインに関わるというのは、「何か新しいものを作る」といった仕事であり、そこにデザイン性を追求できて仕上がりに夢を描けるという点が多くの人にとって魅力的であると思います。
しかし、他の仕事と同じですが、常にすべてのことが美しく、夢があるワケはありません。影で多くの苦労があるものです。
ということで今日はインテリアデザイナーが直面する苦労について書いてみようと思います。
最初に言っておきますが、デザイナーであるというのはこのあたりの苦労を差し引いても夢とやりがいのあるものであると私は思っています。
さて、まず機能性と美しさの両立については常々お伝えしてますが、これはデザインの核です。どちらも50/50でバランスが取れていないと基本的に意味を成しません。ですので、目指すゴールはここです。
ここに至るのに、予算という条件、実現性という条件、理想とのすり合わせを行います。
更にこれに加え、デザインをする人、施工をする人、オーナー、これらの関係者がいつも同じ方向を向いていて協力的であるとは言えないのが現実です。
3者それぞれが全く違う立場から、お互いに板挟みの立ち位置で動いていくというイメージです。
ということで、辛口な空気になる事もあります。日々学びです。
私自身はもう学校で勉強できる事は終了しているので、経験値を上げていこうと思うと、実際の現場で失敗も成功も全部ひっくるめて体験し、そこから学ぶという方法しか残っていません。
現場で技術を磨いている人、経験からスキルを取得した人はみんなそんな風に上ってきたのだと思います。なので私も今ここです。日々失敗しながら勉強しているので、日本で頑張っておられる方たちと同じです。
私でも失敗する事があるのかとよく聞かれますが、もちろんです。毎日のように何かしら失敗があるんじゃないでしょうか。
でも、ほとんどすべての事は謝罪とやり直しで片付くと思っていて、よほど取返しのつかない事以外は、躊躇するより前進した方が未来が明るいのではないかと思っています。
ちょうどこんなトピックを思いつくぐらいなので、今私の目の前には片付けるべき課題がたくさん転がっているのですが、立ち止まるのもまた怖いので、このまま不器用でもいいから前進を続けていこうと思います。
こういう話はインテリアデザイン講座にマニュアル化して組み入れるのは難しく、これといった解決方法が簡単に学べるという訳ではありません。
ですので、実体験に基づいた話なんかは生徒さんとのコミュニケーションを通してお互いにシェアしています。私自身もそれが励みになっていたりします。
また、業界未経験の方には、他の生徒さんとの話をリアルワールドの情報としてお伝えする事も多いです。
きれいごとだけではなく、こういう苦労もありますが、そんなに怖がる必要もありません。
みんな同じように苦労していますし、結局何とかなるものですから。
HAVE A BEAUTIFUL DAY
AI