日米バスルーム比較

photo of a bathroombathroom
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こんにちは、あいです。

私の子供達は日本人ですが、アメリカ生活が長いので、日本に一時帰国をした際に、お風呂の使い方が分からない事があります。

例えば、バスタブの外側にシャワーセットがあるのが不思議で、床が水浸しになっても良いのか?という不安があったり、タブのお湯を誰かと時間差でシェアする感覚がなく、自分が一番にお風呂に入ったときにバブルバスみたいに泡だらけに使って、そして栓を抜いて流して出てくる。という感じです。

近年は日本に滞在している外国人も多いので、外国人との絡みでこういった話を聞かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ということで、今日はアメリカと日本のお風呂の違いについて書いてみたいと思います。

私が感じるところ、まず「かける費用に応じた快適さや豪華さの階級がある」というのは両者に共通します。

日本では、最低限のサイズと機能のユニットバスから、規格の許す最大サイズで高性能の機能が搭載されたユニットバスまで様々な選択肢があります。

アメリカでは、体を洗う最低限の水洗と水の受け皿があるだけのバスルームから、全体のインテリアのあり方や素材、広さをトコトン追求したバスルームまで。

この快適さや豪華さの階級差があるというのは、日米で同じでしょう。

一方で、快適さを求めるポイントには違うがあるのではないかと思います。

※ここではハイエンドなものでの比較としてお伝えしますので、両者ともこれが平均的なお風呂というわけではないと思って読んでください。

【日本】

高機能な設備が整っている中でお湯につかっている時にそれが実感できます。

その空間にいること自体がリラクシングでラグジュアリーというよりも、そこにある設備がどれくらい個々のニーズに対して先回りした機能を発揮してくれているか?いかに快適に清潔さを追求できるか?

の部分に高級感を感じるという傾向があるように思います。

インテリアの構成としては、個々の設備機器が単体で存在していて、インテリアとしての統一感というところまでの追求は強くないように感じます。

【アメリカ】

各設備の性能よりも、バスルームというその空間がインテリアとしてどれくらい美しく整っているか?にポイントがあります。

お湯の温度の調整は肌感覚、追い炊き機能なんかもありません。一方でキャンドルを炊いたり、飲み物を飲んだり、本を読んだり、バスルームという空間の中にいる事そのものがリラクシングでラグジュアリーという感覚があるように思います。

各設備が単体で存在感を放つわけではなく、一つの空間にそれらの設備が織り込まれているという構成なので、バスルームという一つの部屋としての統一感は高いです。

どちらを良しとするかは個々の価値観により大きく違いますが、お風呂のデザインは日本と諸外国ではやはり大きく違いがあるようです。最近では日本でも外国人向けの不動産を扱う方々も多いようですので、何かの参考になればうれしいです。

HAVE A BEAUTIFUL DAY
AI

 
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