WHAT IS YOUR COLOR THEME?(color#1)_あなたのカラーテーマは?
![](https://i0.wp.com/aiinteriors-usa.com/wp-content/uploads/2020/01/Capture16.png?fit=864%2C514&ssl=1)
あなたの家にはどんな色がありますか?
これは、インテリアデザインを考える上でとても大切な工程です。
私の場合は、インスピレーションから全体のコンセプトが見えてきた時点でカラーパレットを決めます。カラーパレットを把握する事は、部屋全体の統一感を求める上で、最も重要なため真剣に考えます。
今回の記事はカラーパレットを知るベネフィットについてのお話をします。
統一感というのは、
- とにかく物を置かずに白だけを選ぶとか、
- モノトーンしか使わないという事ではありません。
カラーパレットには5色程度のバリエーションを求めます。
写真の部屋のカラースキームはダークブラウン、ベージュ、ピンクよりのアイボリー、スモーキーなベビーピンクとベビーブルーです。単に色を5色選べばいいのではなく、色の彩度、明度などを正確にキャッチして、アクセントカラーも含む、濃淡のあるパレットを5色で作る事がゴールです。
そして自分で選んだ5色の範囲の中で床の色、家具の色、布の色などを選んでいる限り、基本的に部屋の統一感を失う事はありません。
感覚の良い方ならすぐにわかると思います。たとえば、写真の部屋にクッションを探していたとします。
![](https://i0.wp.com/aiinteriors-usa.com/wp-content/uploads/2020/01/JAG-50054_165.jpg?resize=166%2C145&ssl=1)
A: OK
![](https://i0.wp.com/aiinteriors-usa.com/wp-content/uploads/2020/01/gdt5545_003.jpg?resize=165%2C165&ssl=1)
B: NG
同じブルーとピンクでもBを選ぶとそれは失敗です。部屋は統一感を失ってしまいかねません。Bは色そのものがカラーパレットから大きく外れてしまうからです。この場合はAが正解です。人によってはBの方が合うと思う方もいるかもしれません。プロならAを選びますが、人の好みはそれぞれなのでBがいいならBだって当然構いません。ただ、色を正確に見る事ができれば、インテリアに関してはとても有利だというお話です。
ではまた、次回。
Have a colorful day,
AI
Image Source: https://i.pinimg.com https://www.kravet.com/