アメリカ人が、玄関でゴシゴシする理由


 
こんにちは。あいです。
 
今日はアメリカの玄関周りの事情について話してみたいと思います。

 
お家には玄関という場所があります。
 
日本で玄関というと、玄関ドアよりも内側なのに裸足ではあまり歩きたくない感覚の、半分「外」とみなされるエリアです。

靴はそこで脱いで、玄関マットを通って家の中へ入ります。
 
その玄関マットは、そもそも装飾目的のものなのでしょうか?
 

  • 歴史から見えてくる、玄関マットの本当の役割

 
私は物事の「歴史」から知るのが一番納得感があって信頼できるアプローチなので、なんでもすぐにルーツを知りたくなります。

そもそも日本でも欧米圏でも、玄関というものは外と内を繋ぐ中継地点です。
 
欧米の文化に視点を置いて説明すると、道の舗装もされていなかった時代は、外を歩くと靴には簡単に泥がついてしまいます。

そして、その靴のまま家に上がるというのが欧米圏の昔の姿でした。

ここで玄関や玄関ホール、フォイヤーという場所の存在がとても大切になります。

 
これらは外の世界から自分のテリトリーに入っていく大切なルートであり、例えば玄関に飾ってあるアート、花、美しい椅子などはその家のスタイルや自分の好み、ライフスタイルを凝縮したものです。

玄関を見るとその人の住まい方が分かる、というのもそういった考えからきています。
 

そして、ここには通常、奥の部屋に続くラグが置いてあります。ここを一歩進むごとに靴裏の泥を落としながら室内仕様にしていく。これが欧米圏における玄関マットの使い方です。
 

アメリカ人の来訪者は、よく我が家の玄関マットでゴシゴシと靴裏の汚れを拭いています。なんとなく、無意識にって感じにです。マナーという感覚が強いように思います。
 

日本人の玄関マット感覚だった頃の私には驚愕の行動でしたが、歴史を知って妙に納得しました。

他人の家に自分の靴裏の泥を上げることの方が、作法として一大事だということです。それを防ぐツールが玄関マットなのです。アメリカにおける玄関マットというのは、そういう役割を担っています。
 

ただちなみにですが、(近年アメリカに住んだことのある方であればピンとくるかもしれませんが)最近のアメリカのお家では、結構な割合で玄関でちゃんと靴を脱ぎます。少なくとも私の知り合いやご近所などは、家では裸足です。
 

今日は、玄関と玄関マットのルーツについてのお話でした。


Have a beautiful day,
Ai

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