デザインの仕事がくる恐怖
こんにちは、あいです。
いつもお読みいただきありがとうございます。
インテリアデザインを仕事にしたい~、という人は多いです。
そしてある程度勉強をした方で、こう思う人も多いです。
仕事ほしいー。え。ほしくない~。。。かも。でも稼ぎたい~。。
仕事にしたいけど、仕事がきたらきたですごく不安、自信がない。そんなのできるかどうか分からない。こんな風に思っている人、多くないですか?私でも仕事がきたらいつも緊張します。
一応立場上、できなくてはすごく困ります。しかもスムーズに仕事が回せなければ色々失格です。でも、不安になり、自信がない気持ちになります。実力がないから?自分の事も信用できないから?いえ、ある程度の経験値がある人でも一定の緊張感はあるはずです。
その理由は?
インテリアデザイナーは、お客さんの大切な資産を加工する仕事をしているからです。しかも資産の中でも結構大きな割合のものです。特に都内だと簡単に1億円を超えるようなものでしょう。
こういったものを対象に、自分の提案した素材や商品をお客さんのお金で買い、大きな資産の一部を加工する権限をもらい、更に自分の報酬まで頂きます。これ、逆に緊張感なくやっつけ仕事をしていたり、良く分からないのになんとなく適当に素材選びをしたりしていたら、相手の資産を軽視しすぎでチョット問題です。
というのが、いつだって仕事がはいったら緊張して自信が揺らぎそうになる理由です。
だって、 たとえば飲食店をオープンさせたいオーナーさんからデザインをお願いされたら、そのお店に人気がでて成功できるかどうかの可能性の数割はデザイナーに託されたようなものです。そういう部分も含めお客さんから資産を預かります。(飲食店が最終的に成功するかどうかは他にも要素がたくさんありますが)
なにも仕事が来た時の緊張感やリスクの事を伝えて、みなさんにインテリアの勉強を始めるのが怖くなってほしいわけではありません。適当にインテリアの勉強をして、なんとなく人の大きな資産を預かる感覚の方がよっぽどコワイです。
インテリアデザインはショートカットせずにちゃんとじっくり勉強したら必ず習得可能なスキルです。最近、フリーランスでインテリアデザインをするというと、「集客とインテリアの事が誰でも簡単に学べる」みたいなハードルの低いコンセプトも増えている感じがしますが、すごく怖いです。
インテリアデザインのスキルが最終的に生きる場所は、多くの人が想像しているよりたくさんあります。興味のある人は是非質の良い勉強にじっくり取り組んでみるのが良いと思います。確実に見える世界が違ってきますよ。
HAVE A BEAUTIFUL DAY
AI