こんにちは、あいです。
最近意外なトレンドに気が付く事がありました。
生徒さんの課題を添削する中で、アール・ヌーヴォーについて調べていると、どうも私が好んでみている家具ブランドの新作とマッチしたりします。
他にも最近のトレンドについて書きましたが、ミニマリスティックからマキシマリスティックなトレンドへとシフトしている流れです。
ここ数十年のインテリアデザインは、ミニマリズムが中心で、直線的なライン、ニュートラルな色彩、機能性を重視したスタイルが主流でした。
そのため、装飾的でロマンティックなアール・ヌーヴォーは、歴史的建築や美術館で鑑賞するものにすぎず、現代にまた脚光を浴びるのに一番遠いスタイルだと思っていました。
このアール・ヌーヴォーのトレンドはやはりマキシマリズムと強く関連があり、ミニマルなデザインからの豊かさや個性を求めた結果のようです。
デジタル化や大量生産によって均質化した世界の”あたりまえ”人は無機質さに疲れているのかもしれません。
アール・ヌーヴォーの有機的で流れるような曲線や手仕事の温かみはが強い魅力となっているみたいです。
やはり北米とヨーロッパにおいてこのトレンドが顕著で、アール・ヌーヴォーの遺産が色濃く残るヨーロッパを発祥として、現代のインテリアでは、天然素材、宝石のような濃い色調、装飾的な照明、彫刻的な家具などに取り入れられています。
1900年代初めのオリジナルの流行では、工業的な量産からの決別を意味すべく、生活の細部に至るまで浸透していましたが、最新トレンドでは「ミニマルで現代的なあり方に対するコントラスト」として使用されているというのが特徴です。
もっと詳しく知りたい方は、私が発信するニュースレターで紹介しているインテリアの内容について、自分の強みになるスキルとして取り入れて未来に活かしてみませんか?
毎月満席になるAIIAのインテリアデザイナー養成講座では、ただいま9月生の募集をしています。ご興味のある方はご遠慮なくお問い合わせください。
HAVE A BEAUTIFUL DAY
AI
image source: https://paacademy.com/blog/the-art-nouveau-movement-architecture