こんにちは。あいです。
今日はコーヒーテーブルブックとブランドの話です。
まずコーヒーテーブルブックというのは、ソファの前にあるセンターテーブルとも言われるやや低めのテーブルにデコレーション目的で置いておく本の事です。
(過去の記事)

実用性も機能性も低く、そこにそれがある様子が美しい時点で、その本の目的は果たしているというものです。
でも、今日はあえてその機能性についてのお話しをしたいと思います。
その機能性とは、その本達は住まう人の価値観や個人的趣向を表現しているものですから、その本のセレクションによっては話題のきっかけとなるという部分です。
例えば、旅行が好きな人だと美しい海外の田園風景の写真集とか、車が好きな人は憧れる車のブランドの軌跡を紹介した本とか。
私の場合はシカゴのゴシック建築物の歴史を説いた写真集とか、イギリスの家具職人の巨匠たちの家具の設計図面の写真集とか、ハワイに移住したヨーロッパ人が作るインテリアの世界感を紹介した本とか、それらの共通点は一目瞭然です。
私の事を全く知らない人が我が家のリビングに来たら、私が一体何に興味をもっているのかはすぐにわかるでしょう。コーヒーテーブルブックにはそんな風に、住み手の自己表現を叶えるという機能性があります。
一方、ここ数年でアメリカでも日本でも良く見かけますが、シャネル、トムフォード、ルイヴィトンなど、いわゆるハイブランドの本を置くというインテリアを見ます。
全面否定はしませんが、私は洗練されたインテリアだとは思いません。
シャネルの上顧客や、心からシャネルというブランドを崇拝している人もいるでしょう。また、実例としてとても裕福で立派なクローゼットをもっていて、シャネルの顧客であるという人。購入した時につけてもらうカメリアが溜まって溜まって仕方がなく、それらを大きなジャーに貯めてデコレーションにしているというのも見た事があります。透明の大きなジャーに白いカメリアがたくさん入っていて美しいと思いました。
でも、こんな生活をしている人は世界でも少数でしょうから、誰にでも簡単に参考にできるような話ではありません。ブランドロゴや名前が大きく入ったアートや本などは、場合によっては自分の価値観や思想を支えてくれるものではなく、オーバーパワーになる可能性があります。
本人の実生活とそのブランドに距離があると、ロゴや名前だけに固執しているようで逆にチープに見える可能性があります。そうなると、インテリアをおしゃれにするとか、高級感を見せるといった洗練された空間づくりの役目は果たしてくれないという側面があるという事です。あくまでも自己表現の方法なので、選択は自由なのですが。
アメリカでも日本でもそういう本をデコレーションに使用するのがトレンドでもあるので、もはや「自己表現」という域を超えて、「簡単におしゃれな空間を作れるアイテム」として誰でもブランドの本を置きがちです。もっと極端な例だと、本ではなく、空箱にブランドを印刷して貼り付け本みたいに見えるよ、といった商品まで存在します。
そうすると「インテリアをおしゃれにする」とか「トレンドに乗る」の前に、「そもそも何を表現したくてそれにお金を使っているのか」って部分に違和感を感じる事があります。
これらは私の価値観による勝手な感じ方に過ぎませんが、少しシェアしてみようと思いました。
HAVE A BEAUTIFUL DAY
AI