国際基準のインテリアデザインをアメリカからおとどけします

カーテンの基本

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
シカゴのインテリアデザイナーのあいです。独自開発したインテリアデザイナー、コーディネーター養成講座には現在100名以上が在籍。無料講座も提供中。インテリアのノウハウやトレンドなどを随時ブログ等で発信しています。
詳しいプロフィールはこちら

こんにちは。あいです。

カーテンの世界もこれまた、欧米圏と日本ではかなり基本的な感覚に違いがありそうです。

日本は窓の大きさというものありきで、それに対して正しく採寸をして、仕上げ方を選択し、生地を選択するというやり方だと思います。仕上げ方によって生地の量が違ってくるので、そのあたりの計算間違いに要注意です。

一方、欧米圏では「窓周りをどう飾るのか」というアプローチで、窓の実寸というものは大した問題ではありません(もちろんウィンドウトリートメントの種類によりますが)。そこが最も大きな違いです。

そして生地の選び方には、部屋の雰囲気をどう見せたいのかという観点が関わってきます。

リラックスした雰囲気、温かみのある雰囲気、鮮やかな雰囲気、高級感などです。この辺りはインテリアのスタイリングとは違うアプローチでしょう。

どのような雰囲気を作りたいのかで、リネンやシルクやベルベッド、コットンなどの素材選びをします。

で、その窓をフォーカルポイントにしたいのか、したくないのかによって、色や柄の選択を絞ります。

ここまで来たら、吊り方を選びます。レールに布がついていると一言で言っても実はそのバリエーションはかなりの数です。

日本では応用できない?いやいや。知れば方法があるはずです。知らないから選べないのだと思っています。

で、どの高さで吊る?それはインテリアのスタイルによって判断しましょう。モダンは短め仕上げで、クラシカルは長め仕上げです。

さて、洋服の生地がきまり、洋服のデザインが決まりました。アクセサリーは?バッグは?靴は?…ここからはハードウェアです。ポールのデザイン。留め具のデザイン。色、素材などなど。

更にカーテンとシェードの違い、異なるウィンドウトリートメントの重ね使いなど、実は他にもたくさんの選択肢があるのです。いろいろ検索すると目が肥えるので、興味のある人は調べてみてくださいね。

 

Have a beautiful day
Ai

Image picture source: https://www.azblinds.com/

この記事を書いている人 - WRITER -
シカゴのインテリアデザイナーのあいです。独自開発したインテリアデザイナー、コーディネーター養成講座には現在100名以上が在籍。無料講座も提供中。インテリアのノウハウやトレンドなどを随時ブログ等で発信しています。
詳しいプロフィールはこちら

Copyright© AI INTERIORS , 2021 All Rights Reserved.