国際基準のインテリアデザインをアメリカからおとどけします

家のメンテナンスコスト

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シカゴのインテリアデザイナーのあいです。独自開発したインテリアデザイナー、コーディネーター養成講座には現在100名以上が在籍。無料講座も提供中。インテリアのノウハウやトレンドなどを随時ブログ等で発信しています。
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こんにちは。あいです。

最近我が家の半地下部分の窓を交換しました。

5年前に購入したときに他の場所は割と新しい窓になっていたのですが、ここだけかなり古いもの(おそらく数十年モノ)が残っていて、替えたいなーとずっと思っていたものです。

窓6枚で工事代を入れて4000ドルくらい掛かりましたが、見た目にもすっきりしましたし、開け閉めも快適、密閉性もあがり、今年はシカゴの寒い冬も例年よりはマシに感じられると思います。

いつもデザイナーが提供するのは「美しくて健康なインテリア」とお話していますが、やっぱり、その2つの点でもメンテナンスは大切だな、と再認識しました。

生徒さんとの会話で良く出てくるのですが、日本では家のメンテナンスというところの予算を考えるという発想はあまりないようです。目いっぱいローンを組んで、それを最初の物件購入に投じて、あとにメンテナンスをするお金や、家具さえ買うお金もあまり残らない、そんな家の買い方が多い様です。

一方、アメリカでは家のメンテナンスの予算として、1年間で物件価格の1%を見ておきなさい、と言われています。例えば3000万円の家であれば30万円を予算として考えます。

毎年30万円使うわけではありませんが、今回の我が家のように窓の交換があったり、あと高いものだと屋根の張替なんかは100万円位します。エアコンや湯沸かし器も何年かで交換が必要です。

こうしたモノが老朽化するのは日本も同じだと思いますので、日本で家を買う場合でもきちんとメンテナンス費用を含めた月々の支払い計画を立てた方が良いと私は思います。ぎりぎりまで無理して高い家を買うより、きちんとメンテして、良い家具も揃えて、大事に暮らせる家を選ぶ方が私は幸せだと思うのですが、いかがでしょうか?

PS.窓の交換4000ドルと言いましたが、合い見積もりを取ったもう1社の見積は同じ内容で7000ドルでした。日本でも面倒がらずに合い見積もり(+交渉)は必ずすることをおすすめします。

Have a beautiful day,
Ai

Image picture source: https://cransten.com/how-to-estimate-the-yearly-maintenance-cost-of-your-home

 

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