国際基準のインテリアデザインをアメリカからおとどけします

アメリカのインテリア業界に日本人ってどれくらいいるの?

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シカゴのインテリアデザイナーのあいです。独自開発したインテリアデザイナー、コーディネーター養成講座には現在100名以上が在籍。無料講座も提供中。インテリアのノウハウやトレンドなどを随時ブログ等で発信しています。
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こんにちは、あいです。

「アメリカのインテリア業界に日本人ってどれくらいいるの?」
何度かご質問を頂いた事があります。

これからのお話は、私が業界の中に身を置く中で体感した事や事実を踏まえてのお話です。州や大学によっても異なるかもしれませんが、シカゴは世界でもっとも大きなインテリアイベントであるネオコンの本拠地でもありますので、ここからお伝えする事はある程度確かな線だとは思っています。

まず業界における男女の比率ですが、インテリア業界では女性がとても多いです。逆に建築業界には男性が多いです。ここは日本とも共通するところではないでしょうか。理由はわかりませんが。

アメリカにおいてインテリアの世界は女性の世界という印象です。イベントに参加しても華やかな女性が多く、わりと派手な世界です。男性もおしゃれ上手な華やかな男性が多い印象ですね。

業界全体がこういう雰囲気ですので大学も同じで、女性が多いです。私通っていた大学のインテリアデザイン科では95%ぐらいが女性という感じでした。

続いて人種についてです。
私はこちらでインテリアデザインをしている日本人に出会った事はまだありません。かなり大きなイベントに参加しても日本人には出会いません。そもそもアジア人自体が極めて稀です。大学でいうと、私が在籍していた時にいたアジア人は他にはアメリカ生まれの韓国人が一人いただけでした。メキシカンやアフリカンアメリカンもごく少数。講師も含め圧倒的に白人女性です。実際に体感しているところではインテリアデザインは白人女性が圧倒的比率を占める世界であるようです。
このあたりは、アメリカは主にヨーロッパ移民によってコロニアルの時代が作られた背景とも関係があるのかもしれないですね。

そして、大学への留学生の比率は?私のインテリアデザイン科では留学生の比率は0%でした。専攻している生徒の90%以上がアメリカ生まれアメリカ育ちです。他国生まれアメリカ育ちの永住組でさえ片手で数えられるレベル。他国生まれ他国育ちで、英語が母国語でないのはどうも本当に私だけだったようです。(ちなみに私が通っていたインテリアデザイン科はアメリカトップ10にランクインしていた時期もあるらしく、今でもイリノイ州ではトップとの評価です。つまり、そこそこメジャーなところって事です。)

アメリカでインテリアデザインの勉強をする日本人ってそんな位置づけです。この環境を同じ人種が少なすぎて過酷と思うかどうかはその人次第なのでなんとも言えません。でもそんな世界です。

決して私がんばっているとか、レアケースってことを自慢したいわけではなくて、日本人がまだまだ少数ってことは逆に今からでもまだまだチャンスがあるってことだと思うんです。

留学に興味のある方やアメリカ式のインテリアデザインを勉強しようと考えている人のなにかしら参考になれば幸いです。

Have a beautiful day
Ai

image picture source: https://www.sciencenews.org/article/census-2020-race-history

 

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