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家具探しに迷う方へ

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シカゴのインテリアデザイナーのあいです。独自開発したインテリアデザイナー、コーディネーター養成講座には現在100名以上が在籍。無料講座も提供中。インテリアのノウハウやトレンドなどを随時ブログ等で発信しています。
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こんにちは。あいです。

今回は質問の多い家具探しについてのトピックです。

 

といいつつ、まずは、ファッションの話から入ろうかと思います。

私は時間とお金の無駄を省きたく、自分自身に似合う色や形をしっかり把握するところからスタートして、タイムレスなもの80%でトレンドが20%ぐらいの感じでワードローブを組み立てています。

すると、最初から不要なものや、欲しくても似合わないから手を出さない方が良いものがクリアに見えるようになります。

でも昔は、過去に買い物をした事があるブランドから順番に、新作やセールをランダムにチェックしていました。

そして、気が付いたら、そもそも何を欲していたのかさえ分からなくなってしまっていて、とりあえず好きと思ったものを買っていたという感じです。
これが、大きな落とし穴です。

だって、「好き」と「似合う」と「必要」はいつもイコールとは限らない からです。

自分のクローゼットにある、たくさんの服を目の前にしても、“着るものがない” というトラブルはよくあるお悩みかと思います。

 

さて。では、家具探しについて話していきます。

さっきのファッションの話と共通する所は、自分が何を探しているのかを最初に知っておく事” です。

でなければ、結局、選択の決め手が感情任せになってしまうので、他のアイテムとのマッチングにも自信が無くなり、アイテム同士の差し替えをしている内に、何がゴールだったかを完全に見失ってしまいます。

 

家具を探す時は、何色で、どんな素材で、どんな形かという所からアプローチすると良いです。

デザインの全体像やスタイルが見えていると、自分が何を探していのかがイメージできるはずです。

もし想像が及ばないのであれば、どういった物を実際に求めているのかを見出す事からスタートすると良いです。

色・素材・形の全てがマッチする家具は、いくつかの選択肢に絞られます。その中で、予算や実際に手に入るかどうかを含め最終的に絞る事になります。

 

「こんなトーンのブルーのソファ」ってだけでも助けになります。

たくさんのブルーのソファを見て、最もイメージに近い物を数点選び、プライスレンジやスタイルに一番マッチする物を選べば良いのです

全てが理想通りというのは難しいかもしれないです。素材の質を妥協する、予算オーバーを許容しなくてはいけない、想定していたものとは色のトーンが少々違う、思い描いていた形をは少し違う、などです。

でも、全体像として求める条件をほぼクリアしているのであれば、選択の対象になります。

 

一方、ブランドから探した場合、ブランドにはコンセプトやスタイル、プライスレンジも決まっているので、こんなに風に平たく、たくさんの選択肢の中から最も自分のニーズにマッチしている物を探すというのは難しいです。

逆にブランドの特徴を押さえておいて、はじめからそれに大体の条件がマッチするとわかっている場合は、ブランドからアプローチしても良いと思います。
ブランドの個性を把握しているのであれば、ブランドから。そうでないのであれば必要な物の特徴から。という分類ができると思います。いずれにしても絶対基本なのは、”自分は何を探しているのか”を知っている事です。

 

”いいのがあれば。。。”的な発想の、ウィンドーショッピング感覚で家具探しをするという発想は一度捨てた方が良いかもしれないですね。

実は家具選びで迷子になる原因は、ほぼ100%これです。

先ず、必要な物が何かを最初にしっかりイメージして、それに一番近い物を選ぶというのが正しい順番かと思います。

 

HAVE A BEAUTIFUL DAY
まつやまあい

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