国際基準のインテリアデザインをアメリカからおとどけします

キッチンにおける選択肢

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シカゴのインテリアデザイナーのあいです。独自開発したインテリアデザイナー、コーディネーター養成講座には現在100名以上が在籍。無料講座も提供中。インテリアのノウハウやトレンドなどを随時ブログ等で発信しています。
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こんにちは、あいです。
最近はキッチンのデザインに頭を悩ませています。

アメリカにはキッチンメーカーというものはなく、大型家電やキャビネットはもちろん、キャビネットドア、ドアのデザイン、キャビネットプル(取手)、カウンタートップの色、素材、エッジのカッティング、シンクのデザインや素材、照明、タイル、目地の色などなど、、、細かいところまで、選択をしなければなりません。

標準の規格があり、流通しているすべてのメーカーのサイズには互換性があるので、何を選ぶがによって、デザインの組み合わせは無数に存在します。

ではどのようにして選んでいくのか?今回はその一例を紹介します。

現在、前回の記事で紹介した購入予定のガスレンジ(コンロ)と相性の良いレンジフード(換気扇)を探しています。そのガスレンジはシルバーとゴールドとブラックで構成されているので、その真上にくるレンジフードはそれにマッチしたものにしたい希望があります。

レンジフード自体、これまたさまざまな種類がありますが、今回のキッチンはここをフォーカルポイントにしていきたいので、「メタル素材で、シルバーとゴールドのコンビ」で行きたいと考えています。

さて、あるカスタムレンジフードのメーカーホームぺージへ行くと、メタル素材のベースデザイン(形状)だけでも165種類あります。この中から、家の雰囲気やスタイルにマッチしたデザインを選択し、約90種類あるメタルの仕上げ(色やテクスチャー)から最適なものを選びます。更にパーツ毎にメタルの色を変えられるという選択肢もくれるので、これらの意思決定だけで一苦労、全体像が迷走していたら決して回答が見つかりません。

レンジフードだけでこれ。そしてシンクも水栓も取手などなどすべてこんな感じの選択肢の多さです。

全体像を軸にして、個別のデザインと全体を行ったり来たりしながら、理想を形にしていく感じです。

選択肢が多いというのは基本的には良いことだとは思いますが、多すぎるとそれはそれで、なかなか大変でもあります。

今回はアメリカのキッチン周りのインテリア事情でした。

www.worldcoppersmith.com

 

Have a beautiful day,

Ai

image picture source: https://www.wayfair.com/, www.worldcoppersmith.com

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