なぜインテリアでは「紫」を見つけにくいのか?色の性格の話

 
こんにちは、あいです。
今日も色の話をしようと思います。

私は「色」が好きです。単純に色の持つパワーや、自分に何色が似合うのか、といったことに非常に興味があります。


なぜか紫がなかなか見つからない

ある時、パープルの入った配色のファブリックにターゲットを絞り、必死で探していました。意外と見つかりません。

グリーンはいくらでもあるのに、パープルはなかなかハードルが高いです。

ちょうど狙った通りの匙加減のパープルが見つかりません。有名なブランドでもパープルとなると選択肢が非常に限定的です。


インテリアの世界では、パープルは一般的な色ではないのです。

高貴で神秘的なイメージのあるパープルは万人受けをするわけではなく、商品展開をしてもブルーやグリーンほどは売れ行きが期待できないという理由で、メーカーが積極的に商品展開をしないのだと私は思っています。


ピンクも同じです。パープルほど限定的ではないにしろ、こちらも万人受けはしません。

一部の女性にはとても人気のある色ですが、「人々」が利用する空間において使いやすい色ではありません。

もちろん、施設の使途によってはピンクというイメージがぴったりくることもあります。「女性専用」の施設であったり、「ピンク色がブランディングそのもの」であればマッチすることも多いでしょう。

でも家族で住む家や、オフィス、その他商業系には難しいでしょう。



一番「売れる」色はブルーとグリーン

では、最も一般受けする色は?というと、レジデンシャル系では、ニュートラルカラー以外では、ブルーには圧倒的な量の選択肢があります。

なぜブルーなのか?

基本的に人は自宅に安らぎを求めています。日々の活動で外に向けて発するエネルギーをチャージしに帰ってくる場所です。ブルーを見ると神経を落ち着かせる物質が人の体内に発生するそうです。


次いでグリーンです。生命力や安らぎ、ハーモニーを求めている人が無意識に手に取りたくなる色ではないでしょうか。

ティールはブルーとグリーンを混ぜたものです。青みを感じるグリーンだったり、黄みを感じるブルーだったりします。


ブルー→ティール→グリーンは、家に安らぎを求める方々にとって効果的な選択肢です。

ブルー系もグリーン系も、「色のトーンを操作することでどのインテリアスタイルにも応用が可能」、という意味でも非常に扱いやすい色です。




商業空間では、話が変わる

一方で、商業系のデザインやオフィスなどは、いつも安らぎを求めているわけではありません。

それらについてはブランドイメージ、活動に直結する色のイメージ、もしくはその空間に求めたい雰囲気の表現などで全く違ってきますので、これらについてはブルーやグリーンが万能という感覚はありません。




人は色から何かしらメンタルをコントロールするパワーをもらいながら、その空間を使用しているようです。

インテリアの色を考える時に、「なんとなくで色を選び展開する」「自分の好きな色だけを選ぶ」、あるいは「デザイナーとしての自分の性格や好み」といったやり方ではなく、「色そのものの性格」も見るようにしてあげると、組み合わせが楽になることがあります。


こんな風に、色一つひとつにも実は「性格」があります。こうした視点を体系的に学んでみたいと思われた方は、AI INTERIORS ACADEMYもぜひのぞいてみてください。


Have a beautiful day,
Ai

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