流行との上手な付き合い方

こんにちは、あいです。

私はインテリアを扱う身なので、トレンドには常に目を向けていますが、個人としては基本的にタイムレスなものが好きです。

ですので、トレンドを採用するかどうかはデザインの方向性次第といったところです。


一般論として、デザイナーの好みや方針に関わらず、デザイナーがトレンドを追いかける理由はいくつかあります。


当然ながら一番は、旬のデザインを提供するためです。

ですが、ファストファッションブランドと同様に、世の中の末端にまでトレンドが浸透している頃には、次のトレンドが発信されているというのがリアルワールドの構造です。

インテリアはファッションと違い、買い替えるだけでは簡単に置き換えられないケースも多く、一旦施工してしまうと10年近くはそれ以上の更新なし前提というタイムフレームでの付き合いになります。

”最も旬”だと言われるトレンドの採用で気をつけないといけないのは、これから10年先を見通す上では、実はもう終了しかけているトレンドに投資をしてしまうかもしれない可能性です。

あと2年もしたら、すっかり主流の座を奪われてしまうかも知れないものに、高い材料費と施工費を払うのはとてももったいないです。


トレンドというのは、結局はそのタイミングで主流とされる”何か”です。

昔からあったものもありますし、未来にもまた流通はするものでしょう。

ですので、終わりかけのトレンドの採用がいつでも間違った判断になるとは限りません。

もちろん、流行に関わらず、個人の趣向に合わせるという視点もあります。

長い目で見た上でそれが良しという判断になるならそれも正しい選択になります。


店舗なんかだとまた少し話が違ってきます。

店舗リニューアルのサイクルは、アメリカでは5年と言われているため、逆に長持ちするインテリアを選択するというよりかは、トレンドを積極的に取り入れるのが良い判断になったりします。

ということで、取り扱う物件によってどれくらい取り入れたら良いのかの判断基準も変わってきます。


いずれにしても、

  • 最旬のものを取り入れていると自分が理解した上での選択か、
  • 理由があって避ける判断をした上での選択か、
  • 意図して部分的な採用をしたのか、

といったこと理解して扱うというのが大切ではないかと思います。



このあたりの匙加減で迷っている方の役に立てば幸いです。

HAVE A BEAUTIFUL DAY
AI

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