国際基準のインテリアデザインをアメリカからおとどけします

危険ワード「そこはセンスで!」

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シカゴのインテリアデザイナーのあいです。独自開発したインテリアデザイナー、コーディネーター養成講座には現在100名以上が在籍。無料講座も提供中。インテリアのノウハウやトレンドなどを随時ブログ等で発信しています。
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こんにちは。あいです。

 

インテリアの世界に携わった事のある人、勉強をした事のある人は1度は聞いたことのあるであろうこのフレーズ「あ。そこはセンスでうまく」

 

辞書によれば、センスの意味は美的感覚、一方で美的感覚の意味はセンス。たらい回し的な説明でなんとも難解なことば。

 

アーティストは自分の美的感覚を自分なりの表現方法に基づいて発表する人、一方インテリアデザイナーは知識や情報に基づいて美的感覚を養い、根拠ある選択ができる人です。

 

インテリアが好きで勉強したい人は、具体的に美的感覚を養いたくてスクールなりに投資をしているのではないでしょうか。

 

なのに、肝心なところでセンスという言葉を質問の回答にするのはどうも教える側がインテリアを理解していないと言わざるを得ない問題を感じます。もしくは、本人は理解はしているが人に伝える語彙力を欠いているという状況このセンスという一言で片付くほどインテリアデザインは簡単ではないです。コース生の方はもう十分に知っているのではないかと思います。

 

インテリアの勉強に興味がある人が知りたい事は、センスの根拠です。目に見えない美的感覚をどうにかして鍛えて、目に見えるインテリアで表現できるようになりたいのです。

 

なので、見様見真似のインテリアをふんわり解説されたって納得がいきませんし、自分に落とし込めないから美的感覚に磨きがかかりません。センスという一言に何もかも詰め込んで、ふんわり上手く回答する人からは学ぶ事なないのではないかとさえ思います。

 

センスを磨く唯一の方法は、知識と情報と体験です。これらを積み上げるほどに知識に基づいて、自分で情報収集ができるようになり、情報に基づいて正しい方向で知識を積むことができるようになります。これに長けている事が、つまりセンスがある、磨かれたセンスを持っているという事です。

 

今日のトピックはいくつかご質問のあった内容への回答を兼ねて紹介しました。

 

せっかく何かを学びたくて行っている学校や職場でそういわれた方は、「センスが良い」とは何なのかという質問を返してみたら、よいのではないでしょうか。回答されなければ、その人は知らないか説明できないのです。納得できる回答があった場合は、その内容について教えてもらえば良いと思います。そうすれば何かしら学ぶ事があると思います。

 

Have a Beautiful Day
Ai

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