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コマーシャルデザインのトレンドは?

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シカゴのインテリアデザイナーのあいです。独自開発したインテリアデザイナー、コーディネーター養成講座には現在100名以上が在籍。無料講座も提供中。インテリアのノウハウやトレンドなどを随時ブログ等で発信しています。
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こんにちは。あいです。

ファッションの世界もインテリアの世界もすっかり秋色です。季節の変わり目には、レジデンシャル系のメーカーからは新作の家具や季節のデコレーションのカタログ、そして、商業系のメーカーからも新作のカタログが沢山届きます。

今日は商業系の新作のデザインの話です。レストランデザインやオフィスデザイン、ホテルやサロンなどのデザインで今一番求められているものはなんだと思いますか?

ちょっと前までは、商業用の耐久性でありながら住宅でも使われているような家具の風合い、つまり、家にいるみたいにくつろげるとかリラックスできるといったコンセプトが多かったのですが、今年はcovid19の影響で価値観がすっかり変わりました。求められるのは、漂白剤などのきつい溶剤で掃除や除菌をしてもびくともしない強靭な仕上げです。

もともとパフォーマンス生地と言われる、ホテルやレストランで使用されるファブリックは漂白剤がはいったクリーニング剤でも大丈夫とか、そもそもウォータープルーフだというもので、そうしたファブリックなら色、柄、素材ともいくらでも選択肢があるくらい多数ありました。でも今年はファブリックだけではなく、ステインされた木材や合成の素材などが沢山出てきています。

普通は塗装された木材って、消毒剤や漂白剤、除光液などの扱いには特に気を付けなければならないですよね。でもこういう特別な素材が出てくると、レストランやオフィスだけではなく、例えばネイルサロンやヘアサロンなど、染料や薬剤を使う業界のインテリアへの選択肢がもっと広がるのではないかとも思いました。

世の中の流れに合わせて、組織的なレベルで対応が早く、新しい波に乗るのが上手い、ここアメリカの最新の業界話でした。

Have a beautiful day,
Ai

Eye catch picture: https://www.chicagobusiness.com/html-page/867211

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