国際基準のインテリアデザインをアメリカからおとどけします

日本のインテリアがしっくりこないと思う人は…

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シカゴのインテリアデザイナーのあいです。独自開発したインテリアデザイナー、コーディネーター養成講座には現在100名以上が在籍。無料講座も提供中。インテリアのノウハウやトレンドなどを随時ブログ等で発信しています。
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こんにちは。

あいです。

ミッドセンチュリーモダンスタイルが好きな人って多いと思います。そして、日本でも選択肢が沢山ありますね。

なぜなら日本は戦後から西洋式のカルチャーが発展し始めたので、スタート地点がミッドセンチュリーモダンだからです。そして純日本式のインテリアとミッドセンチュリーがミックスをしながら進化をしています。

実はミッドセンチュリーモダンと一言で言っても内容は複雑で、共通する思考や特徴はあれど、正確には色んなスタイルが入っています。

日本では大人気の北欧インテリアだってミッドセンチュリーの枠組みの中にあるのです。住宅メーカーの作る家のスタイルも、新しいマンションも、ミニマリズムというミッドセンチュリーの基本的思想の延長線上にあります。

私はどのスタイルでもデザインするのは楽しいのですが、ミッドセンチュリーは自分のスタイルでは特にないかなと思っています。インテリアって食べものやファッションと同じで、好みが分かれて当然なので、スタイルごとに得意不得意や好き嫌いがあるもなのですが。

ともあれ、このミッドセンチュリーが主流の日本で、「海外のインテリアが好き」だと思う方、または「日本には選択肢がない」と思う方は、クラシックな要素をベースにインテリアを組み立てたいという嗜好をお持ちなのではないかなと思います。
 
クラシックから、新しいものを求めて逆の方向に向かったものがミッドセンチュリーですから、クラシックな要素が好きだなぁと思う人には合わなくて当然なのです。進んだ向きが違ったのですから。

大きな分け方をすると日本ではミッドセンチュリーモダンの選択肢がほとんどを占めていて、あとはアンティークが少しです。でもクラシックな要素が好きだといっても、アンティークのような100年前のものに良さを求めているわけでもない人も当然いるので、そうするとコンテンポラリー(現代的)なクラシックの選択肢が欲しいわけですが、それがなかなか見つからないのは、こうした歴史の経緯もあるのではないかなと。

 
ちょっととりとめのない感じになってしまいましたが、今日はこんな事をぼんやりと考えていました。
 
 

Have a beautiful day,
Ai

eye catch image source https://www.decorilla.com

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